渦楽々
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とてもとても悲しいね
この思いは、どこに向けようか
私が去った後には、花が咲くだろうか
しかし、私は、雑草なのだ、目に映らぬよな、草なのだ
誰かが生きるだけでは、罪などと言ったな
しかし、罪を残してこその人生ではないのか、
みんなから歓迎されて死ぬことなど、できぬのだと
だから私は、列車を待つ
そろそろ来るな、
私だけの無何有の郷行きの列車が
私の心で渦を巻く者はしっかり切符を握っている
さぁ行こう、
楽しくなってくるのだ、人間とは、変な生物である、
踏切警報器がまるで列車の迎えを祝うファンファーレのようだ
さぁ行こう
0時着だ
本当に踏切での自殺は無くなってほしなぁ
と思いこの詩を書く、
まぁ、いずれにせよ目に映ることはないだろう、
私は、その雑草のような人間なのだから
それでは、さようなら